どうも!
現在、空き家再生や寄付ステッカー、プレゼント企画なんかをしている六日町計画です。
新プロジェクト
【空き家再生をイチからやってみよう!】
順調に参加者(ほぼナンパしてます)が増えてきてくださって嬉しいです。
参加資格ありません。
参加者の特権は…また後日。
遠慮なく問い合わせてください。
「これだけやってみたい!」などの
ワガママが大事です。遠慮なく✉️
さて、前回の話のまとめは👇
①家を買う前に
②頭痛、めまい、吐き気を感じるくらい
③しっかり考えよう。
です。詳細は第9話を☑️
第10話は前回にも関係する話をします。
【出口をとる】ってことです。
大前提でお伝えしますが、このブログはあくまで「六日町計画って何?」というのを文章化することが目的ですので、皆さんに偉そうに不動産ビジネス講座を開いているつもりはさらさらありません。
ただ、前回書いたように
「初めまして」だらけの不動産関係のことを
「たった一回の売買」で大成功にするのは
とっても難しいわけです。
ですので、少しでも色々考えるきっかけになって、「家なんか」と言うと怒られそうですが、それよりも本人たちにとって有益な方にお金が回ってくれたら「何か嬉しい」ので。
【出口をとる】っていうワードはあまり馴染みがないかもしれませんがわかりやすいようでわかりにくい言い方にすると、こうです。
【自分のターンでの物件の終わらせ方】
絶妙です。このわかるようでわからない感。
例えばの話です。
念願叶ってあなたの新築一軒家が来年完成し、引き渡しになります。
それはそれは幸せなマイホーム生活の始まりです。
そのうち、待望の我が子が生まれるかもしれませんし、その子が大きくなって友達を連れてきたら、壁に落書きなんかをしてしまったりなんてのもいい思い出です。
仕事でいくら大変でも家族が待つあのマイホームがあるだけでローン残高なんのその。
やがて子供も1人、2人大きくなり、どうやら都会での就職が決まり、ようやく親元を離れて、あなたたち夫婦は自分たちの時間を取り戻します。
その時気づくのです。
「あれ?家が広いな」って。
それは感覚的なことだけでなく、実際に2人には広く、管理しきれません。
頻繁に人が出入りすることもなくなりました。
結婚式より葬式の参列の方が増え、
どうやら子供たちが地元に戻って生活することはなく、向こうで新たな家庭を持ちました。
ある時、配偶者が亡くなりました。
いよいよ、この広い家にはあなただけです。
子ども夫婦は気を使い、一緒に暮らそうと言ってくれました。老人ホームも提案してくれました。
でもあなたは断りました。
「この家には思い出が詰まってるから」
そして、あなたはその広い家で…。
子どもたちが
「あの家どうする?」と相談します。
解体するにもお金がかかる、
遺体の発見こそ早かったものの、
広い家にはどこもかしこも、「物だらけ」
ゴミ回収の金額もバカになりません。
最後の5年は自分で管理できる状況でもなかったので、物件にはあちこちにガタが来ています。
不動産屋さんに相談したところ、
「売れないから解体した方がいい」と
言われてしまいました。
そして、放置されて2年…3年…。
こうして空き家は増えていくのでした。
完
この、リアルドキュメントなのかホラーなのかわからないような話は、皆さんにあり得る話です。
結婚する時に離婚した場合のことを考えるような話ですが、家を建てるとき、少しでも「この家の終わらせ方」を、考えたほうがいいのかもしれません。
不動産投資の中でも
【出口戦略】というワードがあります。
最後、どうやってプラスで終わらせるかみたいな話ですね。
そこまで考える必要があるかないかはわかりませんが、一般的に住む住宅でも考えようはあるはずですよ。
例えば玄関別の二世帯住宅つくって、片方は賃貸物件5.5万で貸し出す。
(それで住宅ローンが引けるかは別ですがやり方はありまv☆5^〜)
「それじゃマイホームの意味がない!」
と思うのもいいですが、浮いたローン代で家族旅行に行くほうがいいと思う人にはいいですよね。
上記の場合、子どもが巣立つ頃には自宅も貸し出すor退去のタイミングで完全二世帯住宅として売却or2部屋入居決めて投資商品として売却。
その売却益で、全部管理してくれるマンションに夫婦で住むとか、全国キャンピングカーの旅に出るとか(笑)
それがいいとか悪いとかではなくて、
最後を想像して…というのは意外と大事なことだと思うんですよね。
いくら「家賃は無駄」という暴論をお持ちでも、築20年経って、あちこちにガタがきて修繕費に税金に保険、ローンetc…最後にゴミ撤去費用に解体費用で、…トントンで終われますかね???
稼ぐ力が異常な方には関係ない話ですが、そんな人のほうが少数です。
ぜひ持ち家の方、これから購入される方は、
ご自身のマイホームの「出口戦略」を少し考えると子どもたちは助かるかもしれません。
ちなみに、私の実家の出口は見つかってません。助けてください。
以上、【出口を見つけないと家はヤバイ】でした。
ありがとうございました!
またよろしくお願い致します!